小飼弾氏のベーシック・インカム論。
この本の目的は「今のツケを子供たちに回さないための経済の仕組みの新手法の提案」です。
本書は二部構成を取っていて、第一部は著者が自分の提案を淡々と語り、第二部は「スリランカ上座仏教長老 A・スマナサーラ師」との対談を通して、仏教観からベーシック・インカムを描き出すというものです。
社会相続を取り込むことによって、遺産を社会に変換し、社会が個人にベーシック・インカムとして還元するシステムを実現可能にしています。
誰がどう実現するかという点には触れられていないので、「新手法の提案」という論文として読むべきでしょう。
第一部はをあたかも独り言のように、淡々と語ったからなのか、第二部は対談形式になっています。
個人的にはこれ、いらなかったのではないかと思いました。ページ数の問題でしょうか。
独特の語り口と面白い内容とでとても満足でした。
働かざるもの、飢えるべからず。 [単行本] / 小飼 弾 (著); サンガ (刊)

働かざるもの、飢えるべからず。 [単行本] / 小飼 弾 (著); サンガ (刊)

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