これは超絶に面白かった!まさかの一気読みです!
内容はamazonなどの概要を読んで頂くとして、この本のスゴイところは、2000年に書かれた本の内容が今の日本の状況と全くダブって感じられるデジャヴュ感と、相変わらず変化に鈍感だったりする日本人の愚鈍ぷりです。
「この国には何でもある。ただ、希望だけが無い。」と語られてしまう残念な日本を、親の庇護のもと、少年法にも守られている立場にある中学生がある種の独立を宣言し、日本を中から変えていくわけで、この過程が痛快で面白いです。
彼らのような子供たちをおそらく今現在も私たちは作り出しているわけですが、やはりそれにも気づいておらず、ひょっとしてある日、突然・・・などと考えたりするのは、単なる想像力のいたずらでしょうか。
著者が「こんな未来もありうるんだよ!」という警鐘を鳴らしたかったのだとすれば、それは大いに成功していると思います。
とても面白く読むことが出来ましたので、久々の★★★★★です!
希望の国のエクソダス (文春文庫) [文庫] / 村上 龍 (著); 文藝春秋 (刊)

希望の国のエクソダス (文春文庫) [文庫] / 村上 龍 (著); 文藝春秋 (刊)

以前、機会があって読んだ以下の2冊の本は一書に読むと、また感慨深さなどが倍増すると思います!
モモ (岩波少年文庫(127)) [ペーパーバック] / ミヒャエル・エンデ (著); ミヒャ…

モモ (岩波少年文庫(127)) [ペーパーバック] / ミヒャエル・エンデ (著); ミヒャエル・エンデ (イラスト); 大島 かおり (翻訳); 岩波書店 (刊)

不思議の国のNEO―未来を変えたお金の話 [単行本] / 斉藤 賢爾 (著); 太郎次郎社エデ…

不思議の国のNEO―未来を変えたお金の話 [単行本] / 斉藤 賢爾 (著); 太郎次郎社エディタス (刊)

どのような取材を経て、このような作品へと昇華したのか、こちらの「取材ノート」もとても気になります!
『希望の国のエクソダス』取材ノート [単行本] / 村上 龍 (著); 文藝春秋 (刊)

『希望の国のエクソダス』取材ノート [単行本] / 村上 龍 (著); 文藝春秋 (刊)