重力ピエロ (新潮文庫) [文庫] / 伊坂 幸太郎 (著); 新潮社 (刊)
鬼才 伊坂幸太郎の作品。
ストーリーの柱に遺伝子を置き、家族とは?正義とは?愛とは?といったテーマを語ります。
兄弟の父親がかっこよくてユーモアも利いているのですが、それにもまして、母親の独特のキャラクターがとてもキレがあって、重いテーマにも関わらず、ポップな印象を与えてくれます。
親子の会話、兄弟の会話もふざけたところとかが本当によく描かれていて、読んでいて楽しめます。
あと、「オーデュボンの祈り」の主人公の「伊藤」と思われる人物がちょっと登場します。読んで分かる人だけがニヤリとするような遊び心も憎らしいです。
オススメの一冊です。

重力ピエロ (新潮文庫) [文庫] / 伊坂 幸太郎 (著); 新潮社 (刊)